前回の記事では、インターネットの接続方法についてフレッツ光からモバイルデータ通信までご紹介しました。今回はタイプ別に推奨のインターネット環境を考えてみましょう。
ファミリー向けのインターネット回線は?
auひかりまたは光コラボがおすすめ
ファミリー向けのインターネット回線は、auひかりや光コラボといった固定回線がおすすめです。
なぜなら、
数人分の月間データ量をカバーできるのは固定回線のみだからです。
例をあげてみましょう。一人当たりの月間データ量が2GBであったとしても、4人家族となると合計データ量は8GBです。一般的なモバイルデータ通信のプランは7GBですのでかなりキツキツですね。ドコモ光などは30GBのシェアパックなどを出していますが、3人以上のファミリーで利用するのであれば、無制限プランを選んだほうが無難でしょう。
ひとり暮らし向けのインターネット回線は?
モバイルデータ通信がおすすめ
学校や仕事でひとり暮らしをしている人にとっては、回線工事を伴うauひかりやフレッツ光、光コラボは少々重いサービスです。フルで工事をした場合、工事費は2万円以上かかりますし、何より引っ越しの先のインフラの整備ができていない場合は、再工事が必要になる可能性もあります。
そして何より気になるのは、解約時の違約金です。再工事で済まない場合(たとえば、引っ越し先のマンションがauひかりに対応していない場合)は解約せざるを得ないのですが、光回線は2年契約を基本としているため、高額の違約金が掛かってしまいます。
モバイルデータ通信を選べば、工事不要ですのでこれらの問題を解消できるのです。
月間データ量5GB~7GBで事足りのか?
足りない場合はデータ通信専用の端末を検討する
ファミリー向けのインターネット接続環境のところでもご紹介しましたが、モバイルデータ通信は光回線に比べて月間データ量が厳しいです。ライトユーザーであれば7GBもあれば十分ですが、月間20GB以上利用するヘビーユーザーであれば、モバイルWi-Fiルーターなど、データ通信専用の端末を用意するとよいでしょう。
DINKS向けのインターネット回線は?
モバイルデータ通信の家庭利用がおすすめ
夫婦二人だけ、あるいは同棲中のカップルといったDINKS世帯は、家を開けることも多く、ファミリー世帯よりも月間データ量を必要としません。この場合、モバイルデータ通信用の端末を共有することが最も効率の良いインターネット接続方法です。
日中は、利用の多い方が利用することで無駄のないネット環境となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、
- ファミリー向け
- ひとり暮らし向け
- DINKS向け
のインターネット環境をそれぞれまとめてみました。
この機会にぜひ最適なネット回線をみつけてくださいね。